恋愛依存症とは何なのか?その特徴や症状、原因、対策について解説

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最近、恋愛依存症という心の問題が注目されて、色々なメディアで取り上げられるようになりました。

この症状は依存症という名前通り、アルコール依存症やギャンブル依存症などと似たような部分もあります。

そして、いったん恋愛依存症に陥ってしまうと、自分だけではなく周囲にも迷惑をかけてしまう可能性も。

そこで今回は、恋愛依存症の本質、症状、対策などについて解説してみました。

恋愛依存症とは?

couple sitting on sofa

そもそも、恋愛依存症とは何なのか、という点をまず、わかりやすく解説してみます。

恋愛依存症は一言で言えば、恋愛していないと不安な気分に陥ってしまう状態のことを指します。

つまり、アルコール中毒の人がいつもお酒を飲んで酔っていないと気が済まないように、恋愛依存症になってしまうと、常に恋愛状態でないと落ち着かなくなります。

恋愛依存症の症状

恋愛依存症の場合、恋愛相手と少しでも繋がっていない時間があると不安になって、耐えられなくなります。

たとえば、メールやLINEなどで毎日長時間、ずっと会話することを相手に求めます。

また、恋人に捨てられるかもしれない、誰からも相手にされなくなるかもしれない、といった具合に恋人がいるにも関わらず、いつも恋愛に対しては不安感を抱いています。

その反動から、過激な恋愛行動に極端な走ってしまうことも。

恋愛依存症になる原因

では、どうしてこのような異常な恋愛行動をとってしまう人がいるのでしょうか?

その原因には、様々な要素が絡んでいます。

親との関係がうまくいかなかった

たとえば、幼少期に親との関係があまりうまくいかなかった場合や、親にあまり愛情を注がれずに育てられたり、自分が満足できるだけの愛情が得られなかった、という人は世間にたくさんいます。

そういう人の中に、幼少期の頃からの愛情に対する渇望が消えず、恋愛依存症になってしまう方がいます。

自己肯定感が低い場合

自己肯定感の低い人はいつも他人の目を恐れていて、劣等感に苛まされています。

そこで、その劣等感を打ち消してくれる人を求めて恋愛依存症になってしまうことに。

過去に恋愛や人間関係で失敗してきた場合

たとえば、過去の恋愛ですごく傷ついてしまう経験があったり、異性の人にからかわれてしまったり、馬鹿にされた、といった経験がトラウマになってしまい、その不安から恋愛依存症に走ってしまう人も少なからずいます。

また、恋愛だけではなく、いじめや孤立など、人間関係で過去にうまくいかない時期があった場合、その時にできた心の傷を癒すために恋愛依存症に走ってしまう人もいます。

恋愛依存症でありがちのパターン・回避依存症と共依存症とのカップル

また、恋愛依存症でよくあるのが、回避依存症の人と結びつく共依存症の人、というパターンです。

回避依存症?共依存症?ちょっと難しそうな言葉が出てきましたが、実はありがちな症状で決して難しいことではありません。

以下の解説を読むと、あー、自分の周囲にもそういう人いるわ、という感じで心当たりのある方も多い症状です。

回避依存症とは?

couple on beach

回避依存症の人の最大の特徴は人を支配したがることです。

つまり、こういうタイプの人は支配の欲望を満たすために人と恋愛をします。

そして、回避依存症の人は、実は人と深く付き合うことを嫌がっているケースが多いです。

そのため、最初は親密に交際していたのに、だんだんパートナーを相手にしなくなり、あまりコンタクトを取らなくなったりします。

また、暴力などを用いて恐怖でパートナーを支配しようとすることもあります。

回避依存症の人は常に自分が中心じゃないと気が済まないので、自分が一番の地位が脅かされそうになると、極端な行動に出る可能性が高いです。

さらに、回避依存症の人はナルシストも多く、回避依存症の人と交際していると非常に疲れます。

回避依存症の人の恋愛

わかりやすくいえばわがままで他人を振り回すタイプが回避依存症タイプの症状となります。

好きでもない人でも交際してしまったり、恋愛対象の人を取っ替え引っ替えしたり、一度に何人もの相手と交際したり、といった具合に正常な恋愛とは程遠い恋愛のパターンを示します。

共依存症から生まれる恋愛依存症

共依存症という言葉はもともと、アルコール中毒の夫を持つ妻が、自分を犠牲にしてまで夫を支えようとして、自分の人生も崩壊していってしまう症状につけられた言葉です。

この状態が恋愛についても同じようにあてはまります。

自分を犠牲にしてまで相手を献身的に支えすぎて、疲れ果ててしまい、自分がダメになっていってしまいます。

共依存症の人の場合、回避依存症の人と正反対の性格をしていることも多いですが、それがゆえに共依存症の人と回避依存症の人が結びつくこともよくあります。

また、共依存症の人は常に誰かに必要とされていないと不安感を持ってしまいます。

また、他人の世話をしたり面倒を見たりしすぎて、自分を見失ってしまいがち。

自分を犠牲にしてパートナーに合わせすぎる傾向があるため、私生活や仕事にまで、いろいろな悪影響がでてしまうことも。

恋愛依存症の対策

恋愛依存症の対策としてはまず本人が、自分が恋愛依存症に陥っていることを自覚するべきです。

そこから、恋愛依存症を克服しようという努力ややる気が生まれてきます。

自分に自信が持てるようにする

たとえば、新たな趣味にチャレンジしてみるといった具合に、これまでに接触しなかった人と出会うような趣味を見つけてみるのも良いでしょう。

そこで趣味を通じて自分に自信が生まれてくれば、恋愛依存症から脱出できる可能性もあります。

特技を身につける

自分に自信がないのは自分に何も取り柄がないと思い込んでいる場合も少なからずあります。

これを克服するには、なんでもいいから特技を身につけることで自分に自信が生まれ、他人に依存する性格を変えられる可能性があります。

どんな些細なことでもいいので、特技を身につけるようにしましょう。

カウンセリングを受ける

また、恋愛依存症がひどくて自分自身ではどうにもならない時は、カウンセリングを受けるという方法もあります。

これは一般の依存症でカウンセリングがあるのと同じことで、他人の力を借りることによって自分一人で苦しんでいるよりも、恋愛依存症が改善する可能性も高くなります。

まとめ

恋愛依存症と聞いても、何のことだ?と思った人も、今回の解説を読んで見ればいくつかの部分で心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

恋人から連絡が途切れると不安になったり、好きな人の世話を焼きたくなったり、というのは普通の人にもよくあることです。

ただ、それが過度な状態になると、恋愛依存症と呼ばれることになります。

これまで、恋愛があまりうまく行かなかった方はもしかしたら恋愛依存症かもしれません。

今回の記事を読んで心当たりがある場合は、何らかの対策を採ってみましょう。

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